手描きの略地図とツールで作る地図、どちらを選ぶ?
公開日:2026年10月4日
チラシの案内地図には、大きく分けて「手描き(またはイラストソフトで描いた)略地図」と「実際の地図データをもとにした地図」の2種類があります。どちらが優れているというより、目的によって向き不向きがあります。
略地図の長所と短所
略地図は、必要な道と目印だけを抜き出して描いた地図です。
- 長所:伝えたい情報だけに絞れるため、小さなスペースでも見やすい。手描きの温かみがチラシの雰囲気に合うこともある。
- 短所:縮尺や道の角度が不正確になりやすく、「思ったより遠かった」「曲がる道を間違えた」という失敗が起きやすい。作るのに時間がかかり、修正も手間。
- 短所:描いた人の記憶に頼るため、新しくできた道や閉店した目印が反映されないことがある。
地図データから作る地図の長所と短所
- 長所:道の形や距離感が正確で、スマートフォンの地図アプリと見比べても違和感がない。
- 長所:作成が数分で終わり、場所を変えた別バージョンもすぐ作れる。
- 短所:そのままだと情報量が多く、小さく載せると文字が読みにくくなる。
- 短所:見た目が無機質になりやすく、チラシのデザインから浮いてしまうことがある。
チラシ用地図 自動生成アプリは、この短所を補うために作りました。「シンプル地図」スタイルでは背景の地図画像を使わず、道路と鉄道、選んだ目印だけを描画するため、略地図に近いすっきりした見た目を、正確な道の形のまま得られます。
目的別のおすすめ
| 目的 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 駅から複雑なルートを案内したい | 地図データ | 曲がる回数が多いほど、正確な道の形が重要になる |
| 駅前の分かりやすい場所にある | どちらでも | 目印1つで説明できるなら略地図でも十分伝わる |
| 車での来場が多い | 地図データ | 道路の位置関係と交差点が正確でないとカーナビと矛盾する |
| 手作り感のある招待状 | 地図データ+雰囲気のあるスタイル | 水彩画風やパステルなら正確さとデザイン性を両立できる |
| 敷地内の建物配置を見せたい | 略地図(または航空写真) | 一般の地図には敷地内の細かい通路が載っていないことが多い |
組み合わせて使う方法
実際の制作現場では、両方の良いところを組み合わせる方法もよく使われます。
- このアプリで正確な地図を作り、PNGで書き出す
- チラシ作成ソフト上で地図を配置し、目的地までのルートに太い矢印を重ねる
- 店舗の外観写真やイラストを、目的地のピンの近くに小さく添える
土台を正確な地図にしておけば、上に重ねる矢印やイラストは多少ラフでも位置関係が狂いません。ゼロから略地図を描くよりも短い時間で、見やすさと正確さを両立できます。