業種別・迷わせない案内地図のポイント
公開日:2026年10月4日
案内地図に載せるべき情報は、業種によって少しずつ異なります。来場者がどんな手段で、どんな気持ちでやって来るのかを想像すると、地図で強調すべきポイントが見えてきます。
飲食店・小売店
初めてのお客様の多くは、駅から歩いて来るか、近くを通りがかって立ち寄ります。地図の役割は「駅からのルート」と「店の外観との照合」です。
- 最寄り駅の出口番号まで書く(大きな駅では出口を間違えると大回りになる)
- 路面店でない場合は「1階に〇〇がある建物の2階」のように、外から見える手がかりを書く
- ポスティングチラシでは、配布エリアの住宅街から店までの位置関係が分かる程度に広めの範囲を表示する
クリニック・整体院・サロン
予約制の施設では、来場者は予約時刻に遅れないかを気にしています。また体調が優れない方や高齢の方も来院するため、分かりやすさが特に重要です。
- 駐車場の位置と台数を必ず示す(提携駐車場がある場合はその場所も)
- エレベーターの有無や、入口が建物の裏側にある場合はその旨を書く
- 診察券や予約確認メールに地図画像を添付しておくと、初診時の問い合わせ電話が減る
- 目印には病院・薬局・郵便局など、落ち着いた公共施設を選ぶと全体の印象が整う
学習塾・音楽教室・習い事
体験入学のチラシを受け取るのは保護者ですが、実際に通うのは子どもです。保護者は「子どもが一人で安全に通えるか」を地図から読み取ろうとします。
- 大通りや信号のある交差点を通るルートを示す
- 近くの交番や公園など、子どもにも分かる目印を入れる(このアプリでは「警察」「公園」カテゴリで表示できます)
- 送迎の車を一時的に停められる場所があれば明記する
不動産(物件案内・内見)
物件資料の地図は、道案内だけでなく「暮らしのイメージ」を伝える役割も担います。
- スーパー・コンビニ・病院・郵便局など、生活に必要な施設を周辺に表示する
- 駅までの距離を「徒歩〇分(約〇m)」と併記する(不動産広告では徒歩1分=80mで換算するのが業界の表示ルール)
- 航空写真スタイルを使うと、周辺の緑の多さや建物の密集度が伝わりやすい
結婚式・パーティー・イベント
招待状やイベント告知の地図は、参加者のほとんどがその場所に初めて行く、という前提で作ります。
- 招待状は水彩画風やパステルカラーなど、デザインに合ったスタイルを選ぶと統一感が出る
- ドレスや和装の参加者も多いため、駅からの徒歩ルートは段差や坂の少ない道を案内する
- 地域のお祭りやイベントでは、会場の範囲が分かる航空写真や地形図スタイルが向いている
- 当日の連絡先(会場の電話番号)を地図のすぐ近くに書いておく