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地図の著作権表記(クレジット)の書き方

公開日:2026年10月4日

Webの地図サービスを使って作った地図には、元になった地図データの権利者がいます。チラシなどの印刷物に載せる場合も、データ提供元が定める出典表記(クレジット)を入れるのがルールです。この記事では、チラシ用地図 自動生成アプリで使っている地図データを例に、表記の書き方を説明します。

なぜ出典表記が必要なのか

地図は、測量や現地調査、航空写真の撮影といった大きな手間をかけて作られた著作物です。無料で使える地図データであっても「自由に使ってよいが、出典は明記すること」という条件付きで公開されているものがほとんどです。

出典表記を入れることは、データを提供してくれた人々への敬意であると同時に、利用条件を守っていることを示す手段でもあります。表記がないまま配布すると、ライセンス違反として掲載中止を求められる可能性もあります。

このアプリで使っている地図データ

チラシ用地図 自動生成アプリでは、選んだ地図スタイルによって元になるデータが異なります。

地図スタイルデータ提供元表記例
シンプル地図・定番地図OpenStreetMap© OpenStreetMap contributors
モダンカラー・うすい色合い・パステルカラー・水彩画風・ストリート・チャコールEsri(World Street Map)Tiles © Esri — Source: Esri, DeLorme, NAVTEQ
モノクロ・地形図Esri(World Topo Map)Tiles © Esri — Esri, DeLorme, NAVTEQ, TomTom, Intermap
航空写真Esri(World Imagery)Tiles © Esri — Source: Esri, i-cubed, USDA, USGS ほか
地形イラストEsri(NatGeo World Map)Tiles © Esri — National Geographic, Esri ほか

正確な表記は、アプリの地図画面右下に常に表示されています。地図スタイルを切り替えると表記も切り替わるので、書き出す直前に右下の文字を確認してください。

なお、駅やコンビニなどの目印、線路の描画にはすべてのスタイルでOpenStreetMapのデータを使っています。Esri系のスタイルを選んだ場合も「© OpenStreetMap contributors」を併記しておくと確実です。

書き出した画像には表記が含まれません

PNGを書き出す際、ズームボタンなどの操作用の表示と一緒に、右下の出典表記も画像から除かれます。これはチラシのデザインに合わせて表記の位置や大きさを調整できるようにするためです。

そのため、書き出した地図をチラシに配置したら、地図のすぐ近く(右下や下端など)に出典表記をテキストで入れてください。

表記を入れる位置と大きさの目安

  • 位置:地図の枠内の右下、または地図の枠のすぐ下が一般的です。地図と離れた場所(チラシの裏面など)に書くと、どの地図の出典か分からなくなります。
  • 大きさ:読める大きさであれば小さくて構いません。印刷物では6〜7ポイント程度がよく使われます。
  • 色:地図や背景に埋もれない色にします。地図の上に重ねる場合は、白い帯を敷いてから文字を載せると読みやすくなります。
  • 書き方:「地図データ:© OpenStreetMap contributors」のように、日本語の前置きを付けても問題ありません。

商用利用するときの注意

OpenStreetMapのデータはODbL(Open Database License)で公開されており、出典を表記すれば商用の印刷物にも利用できます。

Esriの地図タイルは、Esri社の利用規約に基づいて提供されています。大量部数の広告や、地図そのものを商品として販売するような使い方を予定している場合は、事前にEsri社の利用規約を確認してください。迷った場合は、OpenStreetMapベースの「シンプル地図」や「定番地図」を選ぶと、利用条件がシンプルです。

また、地図データの著作権は提供元にありますが、チラシの上で地図に書き加えた店名や矢印、イラストなどはあなた自身の表現です。地図だけを切り出して「自作の地図」として配布することは避けましょう。

住所を入力するだけで、目印付きのチラシ用地図をPNG画像で作成できます。登録不要・無料です。

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